ここでは繰り上げ返済についてご紹介します。
繰り上げ返済とは毎月の支払額に加えて、まとまった金額を返金する方法のことです。 繰り上げ返済をすることで借金の負担はぐっと楽になるはずです。
繰り上げ返済には２種類ある
繰り上げ返済には支払額軽減型と、期間短縮型の２種類があります。
支払額軽減型とは、繰り上げ返済をすることで月々の支払額を軽減することができるタイプのものです。 この場合、返済期間は変わることがありません。
もう一つの期間短縮型とは、返済の期間を文字通り短縮することができるタイプの方法です。
ちなみに総支払額が減ることになるのは期間短縮型です。 しかしながら現在の支払い金額が厳しいと感じている場合や、将来的に収入が減ることが予想されるために毎月の支払い金額を減らしておきたい…と考える場合には支払額軽減型の方がおススメです。
どちらのタイプが自分に合っているのか検討し、上手に返済を行いましょう。
繰り上げ返済の方法
各金融機関によって借金の繰り上げ返済方法は異なっています。 事前に以下の項目についてきちんと確認しておくとよいでしょう。
手数料はいくら掛かるのか
繰り上げ返済には多くの場合手数料が掛かります。 何回も少額を繰り上げ返済するよりも、ある程度まとまった金額になってから繰り上げ返済をした方がお得になるケースも考えられます。 また、金額によって手数料が違ってくる場合もありますから、きちんとチェックしておきましょう。
いつ繰り上げ返済できるのか
いつでも好きな時に繰り上げ返済できる場合と、決まった日にしか繰り上げ返済ができない場合とがあります。 支払い計画を立てるためにも、繰り上げ返済が可能なのはいつなのか、金融機関に問い合わせておくとよいでしょう。 また事前に金融機関に連絡が必要となる場合もあるのでしっかり調べておきましょう。
いくらから繰り上げ返済可能なのか
金融機関によっては繰り上げ返済ができる金額が決まっている場合があります（１０万円以上、１００万円以上など）。
支払いシミュレーションを活用しよう
繰り上げ返済をするとその後の支払はどのように変わるのか、実際に繰り上げ返済をする前に支払いシミュレーションを利用してみましょう。
特に複数社から借り入れをしている場合には、どの金融機関に繰り上げ返済をするのがよいのかを選択するためにもシミュレーションは大切です。 一般的には金利が高いものから先に支払うこととなりますが、金額や支払い期間によっても大きく変わってきます。 せっかくの繰り上げ返済は最も効果的に利用したいところですから、慎重に検討しましょう。
また、支払いシミュレーションを活用することでお金を返すという意欲も高まりますし、今後の借金返済プランも立てやすくなります。 ぜひ活用してみましょう。
父の弟が借金を抱えていました
わたしの父の弟のうちの一人は、まだ定年退職する前に借金を抱えていました。 そのころは、わたしの父は定年退職となったぐらいでした。 そして、父の弟は、仕事でのケガなどが原因となって、お金が足りなくなり、借金をしてしまったようでした。 ただ、亡くなった父の日記によると、父の弟の借金の原因は、ケガだけではないみたいでした。 いわゆるギャンブルにも手を出していたみたいです。 そんなことから、借金の合計金額は400万円くらいになっていたようでした。
父の弟は、その後、サラ金などで借りた、その400万円の借金を返済することになりました。 しかし、そのために、銀行から融資を受けることになりました。 その時、勤務先の社長の定期を担保としてお金を借りたそうです。 そして、ひと月に10万円ずつ借金返済していくことにしたみたいでした。
わたしの父も、父の弟と一緒に、その社長の家まであいさつにいったようです。 社員のこんなことまで面倒をみることになるとは、なんか人がよすぎるような気もしました。 しかし、こうするしか選択肢がなかったのかもしれません。
そして、3年ぐらいかけて、父の弟は、銀行から借りたお金も返済したみたいでした。 サラ金から借りたお金が400万円になっていた時には、わたしの父にも電話がかかってきたりして、大変でした。 そんなことから、銀行からお金を借りて、サラ金からの借金を、いったん返したことは正解だったと思われます。
実は、父の兄も借金をしていました。 その借金は、その娘がなんとかしたのでした。 わたしの父も、借金をしていた父の兄弟もすでに亡くなっています。 しかし、身内の借金でいろいろと手を煩わされるのも大変だと感じました。