
借金返済をよりスムーズに行うための最大の秘訣は、「借金しない生活をする」ということです。
ここでは借金をしない生活をするためのコツについてご紹介します。
借金を新たにする前に
例えば、もしどうしても欲しいものがあるけれどお金が足りない場合、あなたならどうしますか?
欲しいものは欲しいんだからしかたないだろう…それはもっともな意見です。 ですが、お金を借りてまで本当に必要なものでしょうか? お金を借りる前に、まずは本当に必要なのかどうか、充分に時間を掛けて考えましょう。
欲しいものがある場合、通常はいくつかの手段があります。
- 買わないで我慢する
- 節約してお金を貯め、そのお金で買う
- 欲しいものよりも価格が安いもの、別のものを代用品として買い納得する(リサイクルなどで安く抑えるというのも一つの手です)
- お金を借りて買う
④のお金を借りるというのは、最終手段として考えるべきです。 必要だと思った時にすぐにお金を借りて買うということをせず、しばらく時間をおいてみると冷静に考えをまとめることができます。 時間が経ったらそんなに必要ではなかったという結論に達することも多いでしょう。
じっくり時間をかけて考える…これが最も大切なことなんです。 住宅ローンや車のローン等大きな借り入れをする場合にはなおのこと、時間をかけて考えて考え過ぎということはないのです。
現に今現在借金の返済中という場合には、たとえ新たな借り入れが可能だとしてもできるだけしないようにする、これがベストです。
返済が終わったら
ずっと続けてきた返済が終わったら…嬉しいですよね!
節約しながら根気よく返済したことの大変さから解放されることは、とても喜ばしいことです。 ですが、ここで気を引き締める必要があるんです。
今まで返済に充てていたお金は、ぜひとも貯蓄にまわすように心がけましょう。 返済に充てていたお金(例えば3万円)は、考え方を変えればその3万円がなくとも生活できたということも言えるわけです。 今まで返済していた3万円を貯蓄にまわすようにしてみましょう。
まとまったお金が必要となった時には、貯蓄していた分で賄えるようにすることが大切です。 自己資金で解決できることは可能な限り自己資金で賄うようにすれば、借金をして利息を支払うという無駄な部分にお金を取られることもなくなります。
返済がなくなったからまた新たに借金ができるという考え方は、できるだけ避けるようにしたいものです。
借金癖がある人の特徴
もし、自分に借金癖があるなら、自分自身の生活習慣を見つめなおしてみる必要があります。 見栄の為だけに高級品を買ったりしてないか、家計簿を付けるなどしてお金の出入りをチェックする様にしましょう。
借金とは、一言で言えば他人からお金を借りることです。
借金の返済ができずに夜逃げ、銀行やコンビニなどのお店への強盗、自分に生命保険を掛けての自殺など金銭にまつわる事件やトラブルはよくニュースなどで取り上げられます。
借金癖のある人と友達になる事は出来ません
基本的に借金癖のある方とは関わらない事です。
お金の借り貸しは人間関係を壊してしまう原因となります。 お金を請われて、あなたが情けを掛けてお金を貸したとしても戻ってくる可能性は低いです。
また、一度貸すとひっきりなしにお金の無心ををされる可能性さえあります。 もし、あなたに多額の資産があることをお金を請う人が知っていたとしたら、お金を貸さないと逆恨みされる可能性さえあります。
ですから、金銭トラブルに巻き込まれたくないなら、借金癖のある方には近寄らない事です。 借金癖のある方と友人関係になるというのは土台無理な話なので、周囲の人から頻繁にお金を借りている人とは距離を置く様にしましょう。
根本原因について考えよう
また、あなた自身に借金癖があるなら、その原因を考えて直す必要があります。
基本的に借金癖のある方は、浪費壁があり金銭感覚がおかしくなっていることが多いです。 普通の感覚の人からすると一万円は大金ですが、借金癖のある方は、一万円をまるで千円札の様に安易に使ってしまいます。
また、見栄を張るという傾向もみられます。 自己啓発をして自分磨きのための投資をすれば良いものを、借金癖のある方は努力をすることが嫌いなため、衣服やバッグなどの身に着けるものを高級品とすることで自分のステータスを高めようとします。
また、この様な方は、節約は貧乏くさいと言って一切やらないという特徴もあります。
借金癖のある方は、周囲から人が逃げて行ってしまうため親しい友人はいないはずです。
本当に人生を有意義に過ごすことができているのかをよく考えて、どうすれば借金癖を直すことができるかについて真剣に考えましょう。