思春期や結婚適齢期は借金返済に追われていた

私が17歳の時に、母親が借金を残して蒸発しました。

両親は既に離婚しており、借金は全て強制的に他社から借り入れさせられたお金で返済しました。 今ではこんな事は少ないのでしょうが、20年前はそれが簡単に出来たのです。

それから借り入れた複数の会社への返済の日々が始まりました。 高校は中退し、昼は飲食店でバイトをし、夜間の就業が可能な年齢になってからは夜間のコンビニバイトと寝る間もおしんで働きました。

同年代の子が街中で楽しそうにしているのを見ると、「何で自分だけが親のせいでこんなに大変な生活をしないといけないのか」と無性にイライラしたものです。 20歳になると夜の仕事を始め、一気に借金は減って行きました。

それでも自分のオシャレを楽しんだり、デートや食事を楽しむ事は出来ず、ひたすら返済の為だけに働いていました。 結局全額返済するまでに10年もかかりました。 17歳から27歳までの楽しいはずの期間を借金返済に追われて終わりました。

弁護士に相談をすべきだった

自分でした借金ではなかったので、今考えれば弁護士さん等の専門家に相談すればどうにかなったんじゃないかと思います。

どう考えても利子が法外な高さでしたし、借金の経緯も考えれば減額か全額免除になったんじゃないかと。

借金をしてしまって、どうにもならなくなっている方がいるかもしれません。 弁護士費用なんて払う余裕はないんだと思っているかもしれません。 ですが、絶対に弁護士に相談だけでもする方がイイと思います。

当時に戻れるなら、私なら迷わず弁護士に相談します。 そうすれば、もっと楽しい20代を送れたと思うので。