ジャズダンスにハマっていた知人

私の知人の話です。

そもそも事の始まりは、みんなが残業しているのに、一切せずにジャズダンスのレッスンを毎日のように通っていたことです。 よって莫大なレッスン料がかかります。

仕事も長続きせず、朝寝坊したり遅刻したりして勤務先に多大な迷惑をかけ、おまけに少し注意されるとふてくされてすぐに辞める、という繰り返しでした。 ジャズダンスのレッスンのために、仕事に穴をあけるという事態もたびたびありました。

仕事に関して責任感はみじんもなかったです。 ジャズダンスだけに限らず、旅行とかいろいろと遊びにも使っていたようです。

そのころは親が残してくれた遺産があったのですが、それも底をつきました。 そこでアイフル、アコム、Deckといった消費者金融に手を出しました。 借金がどんどん膨らみ、それもあげくのはてに自転車操業になって限度額いっぱいまで借りていました。

その借金を返済するために夜の仕事も始め、実際のところ収入はスーパーのレジや倉庫の軽作業などと比べて、ずっといいのですが、その反面、付き合いとかもあり、衣服とかも高価なものが必要で手元に残るものもさほどなかったようです。

さらに追い討ちをかける出来事として、そのときの住んでいるアパート(家賃4万円)が気に入らなくて、家賃7.5万円のワンルームマンションに引越ししたのです。 そのために、借金がさらに膨らみ、消費者金融でもついに借りれなくなりました。

周囲から借金をしまくっていた

そこでいろいろな人から借りまくり、私も貸しましたが、なかなか返してくれませんでした。 返済できるお金を遊びに使ったりして少しも誠意が感じられず、いろいろな人から借りてその人達にも返さなければならず、でもあなたにも必ず返す、と口だけでは調子のいいことを言っていましたが、全然行動に表れておらず、あげくのはてにその人との仲はこじれました。

なんとかして借金を返してもらいましたが、いろいろなところに迷惑をかけていました。 貸した人の中には訴えるといっている人もいました。

全て自分のまいたものを刈り取っているだけだし、同情する余地もありません。 人のふりを見て我がふりを直せ、ということわざどおり、収入のレベルに見合った生活をするべきです。

そして趣味よりも仕事を優先すべきだということを痛感しました。 それから決して贅沢はしないと。

責任感がなく、ルーズな人には絶対お金を貸してはなりません。 言い訳ばかりしてなかなか返してくれません。

それなりの責任感やモラルがあればそこまで借金しないでしょう。