就職活動は大変

大学の同じ専攻の人達は要領よく大手企業から内定を貰っていました。

そんな中、私はというと就活をしても必ず最終面接前に落とされていました。 研究室の教授にまで心配をされる様になり、このままでは就職浪人になってしまうと考えると夜はぐっすりと眠ることができなくなりました。

学内に就職をサポートする専任職員がおられたのですが、わずか数名しまいませんでした。 一人当たり100人以上の就職活動中の生徒の面倒を見なければならない様で、形式的なサポートしか受けられませんでした。

でも、私はそこそこ有名な大学の生徒だったのでしっかりとしたサポートがあれば、内定は取れて当たり前の様な気がしました。

親への借金返済

そこで、しっかりと就活のケアがして貰えそうな就活サークルと言うものに参加をしました。 有料なので、入るか止めておくか悩んだけど、今のタイミングを逃すと就職ができなくて一生後悔するかもしれなと思うと、入らない理由がありませんでした。

その費用は8万円で学生の私にとっては決して安い金額ではありませんでした。 このサークルに入れば必ず就職ができて明るい未来が待っていると思いました。 そのことを親に話すと、親は就職後の後払いで良いからとお金を貸してくれました。

親にしてみれば、子供の将来が掛かっているので8万円の出費はさほど苦ではなかったのだと思います。 今現在は、そのサークルの指導を受けて、自分にマッチした会社の入社試験を受けています。

必ず、この就職戦争に勝って、就職した暁には、初任給で親に何かプレゼントを買ってあげたいです。 就職できれば親への借金返済も余裕なので、利息を付けて多めに返済するつもりです。