食材の高騰による影響

知り合いの話です。

その知り合いは居酒屋を個人で経営をしていて、出しているお酒やおつまみも評判がよく経営も順調そうでした。 ところが、季節によって仕入れる野菜の金額がかなり変わってしまうらしく、そのときにやむを得ず借金をしてしまったという事でした。

大きな居酒屋さんや飲食店ならば契約している専用の農場があったりしてリスクを減らしているのかもしれませんが、個人経営の飲食店の場合は近所のスーパーなどで買っていることが多く、そういった事情もあってのことだったと言っていました。

確かに野菜の値段が一時期上がったからと言って、値段にすぐに乗せてしまうことはお客さん離れにもつながってしまいます。

一般の主婦でも野菜の値段には敏感ですが、仕入れる量が多い飲食店の方はもっと大変なのだなあとその話を聞いた時に思いました。 これまであった食材を高くなったからと言って抜く事もできず、お客さんの為にも料金据え置きでやることにしたそうです。

家族から借りた

お金は結局は家族から借りて返済したそうです。 仕入れの値上げは一時的とはいえ、いつまで高騰するのかがわからずかなり大変だったそうです。

野菜のほかにはバターがこれからも心配だとは言っていました。 その為に色々と細かい工夫をしているようでした。

借金返済は具体的には半年ほど分割で支払っていたそうで、利子もきっちりと払ったそうです。 よく話を聞いてみると、お酒の方で儲けを補ったそうでなんとかカバーできたそうです。